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中国の李克強首相がPM2.5対策に本腰? 中国の大気汚染の現状 [PM2.5 情報・ニュース]

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中国の大気汚染PM2.5の現状…李克強首相の対策とは?

中国の李克強首相は3月5日、全人代(国会)冒頭の政府活動報告で、微小粒子状物質PM2.5をはじめとする大気汚染について、「大自然が粗放型の発展モデルに向けて放った警告だ」と述べ、エネルギー政策と一体で、公害対策に乗り出す方針を打ち出しました。

大気汚染による死者100万人を超え、8億人が呼吸困難に陥っているといわれる中国。日本基準の11倍を越えたとも言われる大気汚染の状況は、もはや「人類の居住に適さないレベル」になっている。北京では、市中心部でも「1キロ先が見えない状況」で、普通なら見晴らしのいい高層マンションでも、「部屋に太陽の光があまり差し込まず、向かいのビルもほとんど見えない」ほどだそうです。

現在、中国では、世界の石炭の半分も消費し、その国内消費量18.7億トンの約半分が各家庭での石炭ストーブで使用している状況だそうです。簡易的な石炭ストーブから吐き出される黒煙が、一番PM2.5汚染に大きな影響を及ぼしているようですね。今回の公害対策で、汚染源となる小型の石炭ボイラー5万台や老朽車両600万台を年内に淘汰するという目標で対策が進んでいくようですが、一刻も早い環境改善が進むことを願います。

お隣の韓国でも、中国から流れてきた汚染物質で視界が悪化し飛行機50便が欠航したというニュースがあり、中国のPM2.5による被害はアジア近隣各国で深刻な状況です。日本もこれから黄砂や花粉のシーズンとなりますが、PM2.5の健康被害も心配されます。中国と距離的に近い九州、そして山口や島根、鳥取などの山陰地方は特に注意が必要かもしれませんね。 全国の自治体からは、PM2.5の予測情報を発表されていますので、外出する際には天気予報だけでなくPM2.5の予測情報もチェックする必要がありそうです。PM2.5の濃度が高い日には、出来る限り外出を控えましょう。濃度の高い日にどうしても外出しなければいけない日は、マスクなどでしっかりとPM2.5対策用をして出かけましょう。

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